2018年2月11日~2月17日 一週間をまとめ読み
カテゴリー:一週間のまとめよみ
作者:オムニバス
先週一週間のWithdog、Withcat、Dog&Cat Storiesの配信記事をまとめています。
今回の扉絵は、ジェニさん(飼い主:ジェニママさん)です。
・うちの子がうちにくるまで(犬)
(注目)頑張れという言葉
・ルイの闘病記
(開始)その日がくるまで生きようず!
(話題)狂犬病予防注射
(人気)猫を拾うということ
など
2月11日(日)
うちの子がうちにくるまで|No.18 -1
愛犬との出会いは、一匹ごとに全然違いますね。
偶然が重なりあって、うちの子はうちにやってくる。
でもやがて、偶然は必然の一部だったんだと気付くんです。
今回は、切っ掛けが猫――
猫との別れが犬との出会いという、少し切ないお話。
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2月12日(月)
頑張れという言葉
今日は、過去記事に対していただいたご意見を考えます。
闘病や介護に臨まれている飼い主さんには、よく『頑張れ!』という言葉が、励ましで使われますね。
しかし既に頑張っている方にとっては、『頑張れ!』は時に、酷な言葉であったりします。
言葉って、難しいですね。
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頑張れという言葉|追記
自分で介護を経験をしないと、「頑張れ!」が当事者の胸に刺さることに、なかなか気が付きませんね。それを言って下さる方は、間違いなく味方だなので、受け取る側の気持ちも複雑です。
逆に一度経験すると、「頑張れ!」はどうしても、口に出せなくなります。
それで今度は、咄嗟に言う言葉が思い浮かばず、言葉を失ったりするのです。
難しいですね。
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Withcat 再開まであと2日
配信体制の強化のために、しばらくお休みをしていたWithcatが再開します。
最初の記事は、脚本家、波多野都さんの愛猫・ソーニャちゃんの闘病記です。
波多野さんの代表作は「相棒」「警視庁捜査一課9係」「おみやさん」「メイド刑事」など。
闘病記なので、敢えて”お楽しみに”とか、”乞うご期待”とは書きません――
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2月13日(火)
低アルブミン血症闘病記|10話
闘病では、飼い主の心がゆらゆら揺れますね。
当たり前のようにできたことが、段々できなくなる。
その寂しさ――
その出来なくなったはずの事が、時々できる。
その時の嬉しさ――
小さなことが、とても大切に思えて――
闘病記は、心の記録ですね。
(追記)
動物も人間も、実は奇跡のような確率の上に生きていることを、なかなか気づきませんよね。奇跡のように生きていて、当たり前のように死んでいくんだと考えたら、人生ってもっと豊かになるかもしれませんね。
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Withcat 再開まであと1日 -1
明日の記事は、波多野都さんが、闘病記を書きはじめた理由を綴ったもの。
実はこれは、多くの飼い主さんが、闘病記を綴っている理由を代弁したものでもあります。
――我が子との思い出を残すため。
――いつか誰かの役に立とうという使命感。
いろいろな理由があるでしょう。
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Withcat 再開まであと1日 -2
しかし、一番大きな理由は、これまで誰かが書いてくれた闘病記への感謝の気持ちだと思います。
闘病記に救われるのは、そこに病気の知識が書かれているからだけではないでしょう。
闘病への心構え。壊れそうな気持をどうやって立て直したのか。
大切な思いが詰まっているからです。
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Withcat 再開まであと1日 -3
病気との闘いだけでなく、いつかくる死を見つめる主旨になるであろうその闘病記。
波多野さんは、それをあまり重くしたくないとう思いで、題名に「~しようず」を付けたそうです。
これは、全く同感です。
だって――、闘病記は前向きなものなのだから。
(追記)
闘病の時、飼い主はペットとの接し方を見直しますね。
時にはそれは、自分の生き方を見直すことでもあったりします。
動物の前向きさには、本当に驚かされてばかりです。
もしかすると、こっちが励まされているのかもしれません。
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2月14日(水)
うちの子がうちにくるまで|No.18-2
猫の子姫が去ってから、飼い主だったはなここさんには、犬との出会いの時がやってきます。
――犬には、全く興味が無かった。
そう語りながらも、はなここさんの犬との関係が始まります。
3話連続の2話目。
どんな出会いだったのでしょう?
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その日がくるまで生きようず! はじめに
脚本家・波多野都さんの愛猫、ソーニャの闘病記。
なぜ闘病記を書き始めたのか?
その理由は、多くの飼い主さんが闘病記を綴る理由を代弁しています。
皆、こうして書き続ける。
そうだよね、生きようず!
その日はいつかくるけれど。
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闘病記の連載について|その1
普通闘病記は、自分のうちのペットが病気にならないと、読まないですよねえ。
筆者もうちの子の身に病が降りかかるまでは、そもそも ”闘病記を読む” という発想すらありませんでした。
印象として闘病記は、読み物として見ると退屈だし、辛気臭い印象です。
きっと、大多数の方がそうなのではないでしょうか?
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闘病記の連載について|その2
実際に愛犬が病気になってみて、参考になる情報を得ようとしても、なかなか役に立つものがありません。医療情報は網羅的で内容が浅すぎたり、逆に論文は専門的で、用語の意味から調べないといけません。
そんな中で、とても闘病記は役にたちました。
病気や症例がズバリでない場合も、心構えや覚悟を教えてくれるからです。
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闘病記の連載について|その3
自分で闘病記を読むようになると、愛犬が元気なうちからそれを読んでおくと、いざと言う時に慌てずにすんだのにと思いました。転ばぬ先の杖です。
今は、どうやったら闘病記が読みやすくなるか、毎日考えています。
幾つも闘病記を連載しているうちに、なんとなくその答えも見つかりそうな気がしています。
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2月15日(木)
狂犬病予防注射のこと|2話-1
前回記事のなかで、予防注射の実施率が低いことを書きました。
その中でも30%台の数字はあったことには、特に驚きました。
その数字が、どこから来たのか?
疑問に感じて、追いかけてみたのが今日の記事です。
実施率って、ちょっとした数字の選び方で変わりますね。
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狂犬病予防注射のこと|2話-2
今、実施率を計算すると、47%――
それが正解かどうかはどこにも答えはありません。
なぜなら、犬の飼育数を正確に知る方法がないからです。
ただ、数字を掲げて何かを語るなら、最新の数字が元でなければならないと思います。
今を語る事が大事。
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狂犬病予防注射のこと| 追記 統計数値に関するご質問
記事の中で取り上げた、日本ペットフード協会の統計数値(飼育数など)について、どうやって算出されたものか知りたいとのご質問がありあました。
これはウェイトバックという、少ないサンプル数から全体を推定する、統計手法で行なわれています。少ないとはいえ、調査会社を使って、6万を越える有効回答から計算しているので、価値のある統計です。
2015年までは違う方法で統計が行われていましたが、サンプルが少なかったので、数字の傾向が違います。よって2015年までと2016年以降の数字は、比較で使うとおかしなものになってしまいます。
これで回答になったでしょうか?
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その日がくるまで生きようず! 1話
動物の闘病は、いつも突然、身に降りかかってくる印象です。
だから闘病記の始まりは、飼い主の困惑や、迷いに満たされています。
闘病を経験された方は、きっと我が事のように感じるのではないでしょうか?
ああ、これはうちと同じだって。
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2月16日(金)
低アルブミン血症闘病記|11話
「ジャンプが嬉しかった」
その言葉に、我が愛犬を振り返る。
――階段登るのが好きだったな。
――3段跳びは、当たり前だった。
それが――、ほんの僅かの段差を登れずに、困った顔をしていたっけ。
切ないけれど、それもあの子の一生の一部だった。
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猫を拾うということ|その3
このシリーズ3作目です。
生物に造詣の深い作者の描く猫は、客観的で、まるで観察記のように見える。
かといって、無味乾燥かというとそうではない。
愛情があって、面白みに溢れている。
ああ、こんな猫の見方があるのか――
シートン動物記を思いだした。
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2月17日(土)
うちの子がうちにくるまで|No.18-3
3話連続の最終回
1話に登場した、別れた愛猫、子姫について――
そして、なかなか懐かない愛犬、はなについて――
飼い主のはなここさんが語ります。
我慢強く待ち続けるた末に、はなは、ようやくはなの心が開きます。
愛情が溢れる、うちの子がうちにくるまで。
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その日がくるまで生きようず! 2話
闘病の始まりは検査から。
良いとも悪いとも確定していない中――
悪いものではないと信じたいのだけれど、嫌な予感がよぎる。
「きっと大丈夫だよ」と楽観視をして、すぐに「もしかしたら」と思う。
皆そうなんだよ。あなただけじゃないよ!
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Withdog、Withcat より
【2月18日版】この週は9記事を配信しました。
――次回、週刊Withdog&Withcat 2018.2.25版――
――前回、週刊Withdog&Withcat 2018.2.11版――
――Withdog『犬を飼うということ』は、犬と飼い主の絆を考えるサイトです――
――Withcat『猫の話をしようか』は、猫と飼い主の絆を考えるサイトです――