2018年3月11日~3月17日 一週間をまとめ読み
カテゴリー:一週間のまとめよみ
作者:オムニバス
先週一週間のWithdog、Withcat、Dog&Cat Storiesの配信記事をまとめています。
今回の扉絵は、シュウさん(飼い主:あみママさん)です。
☆311あの日私たち家族は
・その日がくるまで生きようず!
・ペットが病気/ネット検索
◎災害に備えて考える
・フードの話、最終回
・猫は完全室内飼いを
◎うちの子が旅立つまでのこと
◎ハナちゃんの動物病院
など
3月11日(日)
311 あの日私たち家族は|前編-1
未曽有の大震災が東北地方を襲ったのは、7年前の今日でした。
初めは何が起きたか分からず――
やがて中継が始まりました。
津波に映像に衝撃を受けたことを思い出します。
そして原発事故。
その時、東京都江戸川区に住む友人は、個人的に2台のガイガーカウンターを所有していました。
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311 あの日私たち家族は|前編-2
その2台は、ウクライナ製の高性能なもの。
2台とも数字が上がりました。政府の発表する数字よりもずっと高く。
「これからどうなるのか?」
東京も、私の住む横浜も、先の見えない不安に包まれていました。
被災地にいた方々は、一体どのような思いだったのでしょうか?
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311 あの日私たち家族は|前編-3
地震発生時に、作者の奥村來未さんは宮城県に。
「私は死んでも、絶対にこの子たちは守る!」
幼い子供と愛犬に覆い被さり、激しい揺れに耐える。
やがて避難所へ――
そこでは――
「極限状態で、自分は大切なものを守れるだろうか?」
そんな事を考える。
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311 あの日私たち家族は|追記
被災してもいない人間が、何を言っても上滑りな気がして、被災された方には申し訳ない思いがしますね。
1年後の夏に、仕事で八戸の港に近いところに入りました。
かつて街だった場所で、見渡す限りの荒野に茫然としました。
関西の方々は、関東にいる人たちよりも更に実感がないみたいですね。
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その日がくるまで生きようず!13話
検査結果に一喜一憂は、ペットの闘病にはつきものですね。
そして抗がん剤のこと――
回数を重ねると耐性がついて、段々と効かなくなる。
副作用も心配――
カリッカリッ……
猫さんがフードを食べる音に、作者の心が和みます。
頑張ろうず!
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まとめて読もうず! その①
3月12日は波多野都さんの愛猫、ソーニャちゃんの命日です。
どうせなら「その日」に間に合うように――
ということで、本日は「その日」が来るまで生きようず! のまとめ読みを公開しました。
今回は ”はじめに”と、”リンパ腫と判明するまで”の4話。
合計5話まとめ読みです。
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まとめて読もうず! その②
”はじめに”は、「その日」が来るまで生きようず! の前半部で、最も好きなエピソード。
波多野さんがなぜ闘病記を書き始めたのか? その理由が語られます。
実はこれは、愛猫、愛犬の闘病記を書く方の思いを代弁しています。
ここだけでもぜひ!
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3月12日(月)
311 あの日私たち家族は|後編
一夜が明けた避難所
情報から孤立し、不安に包まれる作者。しかし――
「冷やっこい手ぇ。風邪ひくぞ」
厳しい状況の中、人の暖かみにも触れます。
自分はこんな時、大切なものを守れるか?
人に優しくできるか?
そんな事を考えさせられる記事です。
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ペットが病気の時の、ネット検索のコツ
愛犬、愛猫が病気になった時、ネット検索で情報を集めますね。
私も随分調べました。
でもこれ、ちょっとしたコツを知らないと、効率が悪いばかりか、間違った情報まで、手に入れてしまいます。
実体験を元にしたコツ。
お役に立てばいいのですが。
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3月13日(火)
災害に備えて考える事
先日掲載した『あの日私たち家族は』は、色々と考えさせられました。
わが家では、”あの日”以来、犬を連れて非難する方法を考えるようになりました。
避難所の様子を知るほどに、心の準備が必要だと感じて。
皆さんは、愛犬をどう守りますか?――
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その日がくるまで生きようず!14話
食事のこと――
毎日のように考えますね。飼い主は。
食べた/食べない?
良いサプリは無いか?
「飼い主さんから直接『良い』と聞いたものにまさる情報はありません」
他の子の闘病記を読むメリットは、ここにもありますね。
本当、助かるず!
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3月14日(水)
今食べているフードが、愛犬の将来を決めるかも|4話
8話連載の最終回。
食べるだけでなく、食べない事も大切。
食べない意味を知ると、食事が変わるかもしれません。
基本は長い視野で食事を考えること。
良いフードにばかり目が行きがちですが、【粗食】も【食べないこと】も大事なんです。
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猫は外飼い?/ 室内飼い?
猫、寿命を考えたら、室内飼いですね。
マンションは必然的にそう。
実家は田舎で、子供の頃は犬は犬小屋。猫は縁側から勝手に出入りしていました。
野良猫が家に来ることもよくあって。
大らかな田舎の関係も懐かしいけれど、時代にあった飼い方も大事。
(追記)
地域猫は、飼い猫とは違う視点が大事ですよね。
そして、経済(資金)と密接です。
本当は猫+経済で把握しないといけないのに、猫だけを見る方が多いんですよね。
活動の最前線にいる方々のご苦労には、本当に頭が下がる思いです。
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看取りの記録のこと|その1
明日からWithdogで、筆者の愛犬ピーチーの、最後の闘病と看取りの記録を配信します。
2年前に立派に闘って旅立ったピーチー。
今でも、誇りに思っています。
さて、なぜその看取りの記録を配信するかと言うと、理由があります。
それは闘病記の配信と似た理由です。
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看取りの記録のこと|その2
ペットロスのかなりの割合は、闘病と看取りで、思い残すことがあった時に起こるように思います。
筆者も闘病と介護を経験したので、その気持ちは良く分かります。
しかし、闘病も看取りも、何度も経験するものではありません。
特に看取りは、犬の一生で一度だけです。
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看取りの記録のこと|その3
犬の平均寿命が15年ほどと考えると、続けて犬を飼い続けても、看取るのは片手に余るほどですね。
だから、看取りの経験豊富な飼い主は、そもそもいないのです。
思い残すことがあって、当たり前だと思うのです。
しかし、より良い看取りというのは、あるように思います。
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看取りの記録のこと|その4
より良い看取りには、愛犬が元気なうちから準備が必要だと思います。
自分らしく送るには?
愛犬らしい去り方は?
日頃から考えていないと、看取りは必ず予想外の結果になります。
当たり前ですね。予想していないのだから、予想外になるわけです。
ではどうする?
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看取りの記録のこと|その5
看取りの記録も、闘病記と同じように他の飼いさんの体験を読んで、知識として持っておくことが大切だと思います。
闘病記ならまだしも、看取りの話は、看取る当事者になってから読むのはとてもつらい作業になるでしょう。
だからこそ――、看取りの話は愛犬が元気なうちに、読むべきだと思うのです。
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看取りの記録のこと|その6
悲しみならば癒えます。しかし後悔は癒えることがありません。
だから将来訪れるその日、思い切り悲しんであげて、後悔を残さぬようするために、心の準備をしておくのが良いと思うのです。
それでは、すでにペットロスにある方はどうでしょうか?
誰かの看取りの記録を読めば、あなたの経験があなた一人の辛い思い出でないと知ることができるでしょう――
大勢の飼い主が、あなたの前に同じ道を歩いているのですから。
ペットロスにならないために。
また、ペットロスから立ち直っていくために。
看取りの記録は、残さらた飼い主のためにあると思うのです。
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3月15日(木)
うちの子が旅立つまでのこと|はじめに-1
今日から、愛犬ピーチーの看取りの記録を配信します。
2年前と同じ日付で、経過を辿ります。
――まずは内容――
本日15日は、予兆を感じとった、始まりの日。
16日、17日は、看取り全般についてのコラムを。
18日から、また経過を辿り、29日までの連載です。
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うちの子が旅立つまでのこと|はじめに-2
はじまりは、ほんの小さな予兆。
体の震え。ときどき息が粗い。食欲不振。
ピーチーは大病を大きくは2度経験してから、体調が悪いときがたまにありました。既往症もありました。
またかな? と思ったのが始まりでした。
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その日がくるまで生きようず!15話
闘病は、食欲不振との闘いででもある。
美味しいものは色々あるけれど、病気のことを考えると――
そんな時、良いものを見つけると、嬉しいんですよね。
元気な時の何十倍も嬉しい!
頑張ろう、うん、ばんがろー!
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3月16日(金)
うちの子が旅立つまでのこと|前文1
2年前の日付を辿る企画ですが、
当時のブログが2日欠けているので、前文を挟みます。
看取は我が家なりの方法を探すのが大切――という内容です。
その時の準備と同時に、今を豊かにするために。
どうか考えながら、続きを読んで下さい。
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うちの子が旅立つまでのこと|前文1 - 追記
犬も猫も、最後は自分の死を通して、色々な事を教えてくれるような気がします。
別れが近いことは肌で感じ取れるものです。
だからこそ普通にって思いますね。日常の中に別れがあるのだと思うのです。
”その時”、愛犬と言葉は交わせないのに、心が通うのを実感しますね。
寂しい事だけれど、とても良い時間だったと思います。
こういう言い方が適切かどうか分からないのですが、看取りは自分にとっての財産です。いつまでも、心の中の宝物ですね。
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ハナちゃんの動物病院(猫)|5話
今日の話題は子宮蓄膿症。
妊娠と間違って来院し、発見された例です。
猫はこの病気、気付きにくいのだそうです。見つかって良かったですね。
ホルモン剤(発情抑制)のメリット/デメリットを交えて。
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3月17日(土)
うちの子が旅立つまでのこと|前文2
犬を看取る時、不思議な事が良く起きます。
別れの直前、急に元気を取り戻して家族を驚かせたり、
家族が休みの日を待つように旅だったり。
うちの子はオトボケですから、そんなことはないと思っていました。
ところが……
不思議ですね。
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うちの子が旅立つまでのこと|前文2 - 追記
最後の時(終末期~臨終の時)って、寂しいけれども良い思い出です。
思い出す度に力をもらうし、今でもまだ心が通っているんだと思わせてくれます。
「今頃ピーチー、どうしているかなあ?」
そう思うたびに、「あっちで、楽しくやっているだろうなあ」と思って、笑顔になります。だから、別れは悪いものじゃないと思います。
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その日がくるまで生きようず!16話
「ドキソルビシン」
リンパ腫に対して最も強力な抗癌剤
毒性も強く……
慄く飼い主――
以前うちの子がICUに入ったとき、隣のケージの小型犬が抗癌剤投与をしていたっけ。
確か『危険:要注意』というような張り紙があった。
強いんですね。
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Withdog、Withcat より
【3月18日版】この週は15記事を配信しました。
――次回、週刊Withdog&Withcat 2018.3.25版――
――前回、週刊Withdog&Withcatt 2018.3.11版――
――Withdog『犬を飼うということ』は、犬と飼い主の絆を考えるサイトです――
――Withcat『猫の話をしようか』は、猫と飼い主の絆を考えるサイトです――