Dog&Cat's Stories

犬の話、猫の話、犬と猫の話

【非再生性免疫介在性貧血】チョコラッの闘病記 Complete ② ~最終検査結果まで~

チョコラッの闘病記 4話~9話 
f:id:masami_takasu:20180920125532g:plain

Review
カテゴリー:闘病記
作者:らぶプー

――まとめ読み①の記事より抜粋――
わが家の愛犬、チョコラッは、現在『非再生性免疫介在性貧血』という病気と闘っています。病気の確定診断は2016年11月2日に行なわれましたが、その予兆は10月26日からありました。
最初は鼠径ヘルニアとの診立て。しかし貧血の症状があり、そこから3回の血液検査ががあっての病気の確定です。

聞くところによると、『非再生性免疫介在性貧血』は致死率が非常に高く、気付いたら時遅しで、すぐ亡くなってしまうケースが多いようです。
病名を告げられたときに、必死になってネット情報を探したのですが、獣医さんの小難しい、私には理解出来ない文献ばかりで、一般のブログなどがほとんどありませんでした。

考えてみると当たり前ですが、愛犬が亡くなるってしまってからは、飼い主さんたちは皆、当時を振り返って、こんな治療してましたなんて書く気力にもならないでしょう。だから、一般の方が分かるような文章がないんだと思います。

私の拙い文章で、少しでも、「あぁ、こんな病気もあるんだな」って皆様に少しでもご理解頂けたら幸いです。

まずは10月26日のブログに遡って、闘病記を記していきたいと思います。

―― らぶプー ――

チョコラッの闘病記
最終検査結果まで(1/6)第4話

免疫介在性溶血性貧血かどうかを確認するための、抗核抗体検査は陽性。
しかし、その病気の典型的症状が出ない。
治療を開始しながら、最終検査の結果待ちです。

免疫系の病気は難しいですね。
まだ分からない事もたくさんあって。

見た目は、元気なのですけどね……

チョコラッの闘病記
最終検査結果まで(2/6)第5話

貧血の指標PCV(ヘマトクリット)が下がり続ける。
血液の専門病院を探すものの、見つからない。
窮地の飼い主……

よく分かります。
個人病院で専門科は、成り立ちにくいんです。
でも、大学病院や先端医療を手掛ける大病院は通える範囲にはなかなかない。

我家も探しました。
眼科、皮膚科、消化器科、悩神経科……
やっとたどり着いた病院には、県外ナンバーの車が多かったなあ。

チョコラッの闘病記
最終検査結果まで(3/6)第6話

免疫系の病気は、確定診断が難しいですね。
『免疫介在性溶血性貧血』は、消去法で残った病名。
本当にそれで確定なの?

病名が定かでない状態でも、治療は始まります。
重篤だと、確定まで待っていられないからです。

主治医と飼い主さんが、納得できるまで話が出来たのは幸い。
それが治療の、最初の一歩ですからね。

チョコラッの闘病記
最終検査結果まで(4/6)第7話

最終検査によって、病名は『免疫介在性溶血性貧血』にほぼ確定。
しかし、この時点でもまだ ”ほぼ” なのだというところが、免疫系疾患の難しさを物語ります。

そして、後半はお風呂の話。
たかがお風呂と言うなかれ。当事者には深刻です。

治療のために免疫を抑制しはじめると、風邪を引きやすくなるので、お風呂に入れないんですね。

チョコラッの闘病記
最終検査結果まで(5/6)第8話

免疫介在性の貧血は、『再生性』と『非再生性』の2種類。
体は新しい赤血球を生産しているのに、それが血管内で壊れてしまうのが『再生性』
そもそも生産しないのが『非再生性』

どちらも難病だけれど、『非再生性』の方が症例が少ないようです。
免疫系の動きは複雑です。

チョコラッの闘病記
最終検査結果まで(6/6)第9話

病名は結局、当初の診立ての『免疫介在性溶血性貧血』ではなく、『非再生性免疫介在性貧血』ということに。

確定するまでに、実に1ヶ月近く。
病気の難しさを物語りますが、探し当てたのは僥倖です。

免疫系疾患は、急性のものだと病名を調べる時間もないくらいの速度で進行します。
獣医師任せでなく、飼い主の努力も必要になりますね。

ここまでの闘病の経過 

病気の発覚から病名が分かるまで
2016年10月25日~11月2日

本当の確定診断まで
2016年11月5日~11月24日

チョコラッの闘病記について 

らぶプーさんのブログは、チョコラッの発病を境にして、それからはチョコラッの闘病記になりました。

悲しむでもなく嘆くでもなく、時にユーモアを交えながら、淡々と闘病記を書く、らぶプーさん。

その心中はどうだったのでしょう?――
悲しみも嘆きも、無いわけはありません。

筆者の経験に照らせば、人に悲しみや嘆きを伝えないのは、プライドみたいなもののように思います。或いは踏ん切りとか、覚悟と言うべきか……

「お前のことで悲しまないよ。嘆いたりしないよ」
「涙ななんて、流すわけがない」
何故ならば――
「お前といると、楽しくて仕方がないんだから」
――と、愛犬の前では決して弱音は吐かないし、悲しい顔は見せるまいと決意するのです。

きっと、ブログに泣き言を書かないのは、その延長のような気がします。

(次の記事に続きます)

――高栖匡躬 ――

――次のまとめ読み(~先の見えない、はじめの半年~)に続きます――

作:らぶプー
コメント:高栖匡躬 

――次回のまとめよみ――

――前回のまとめよみ――

――自己免疫不全の関連記事です――

【自己免疫不全】(全3話)

劇症肝炎】【自己免疫不全】(全18話)

【ステロイド】【減薬】(全3話)

――おすすめの まとめ読みです――

 

 

――Withdog『犬を飼うということ』は、犬と飼い主の絆を考えるサイトです――

f:id:masami_takasu:20180817100156g:plain

――Withcat『猫の話をしようか』は、猫と飼い主の絆を考えるサイトです――

f:id:masami_takasu:20180817101041g:plain