Dog&Cat's Stories

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数字が語る犬の闘病・血の涙に至る飼い主の思い Complete ~闘病を前向きに考えよう~

数字が語る犬の闘病・血の涙に至る飼い主の思い
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Review
カテゴリー:コラム
作者:高栖 匡躬 

本作は、愛犬(愛猫)の闘病を前向きにとらえていくためのコラム集です。

愛犬(愛猫)の闘病は突然に、何の前触れもなく始まる事が多いようです。
動物の本能として、犬猫は体調の悪さを隠そうとするため、本当に具合が悪くなるまで、飼い主もそれと悟る事が難しいのです。

我が家もそうでした。
最初はちょっとした体調の変化(悪化)と思って、掛かりつけの主治医を訪れたのです。そこから予断を許さぬ状況に陥るまで僅か数日。

病気に関する予備知識がないままで危機的な局面を迎えると、飼い主は誰にも相談することができず、孤軍奮闘の状態になりがちです。時には愛犬(愛猫)を病気にさせたのは自分なのではないかと、罪悪感を抱いたり、苦しい状況にあるのは、世界中で自分だけだと、孤独感にさいなまれることも……

しかし、病はどの犬猫にもいつか等しく見舞われるので、飼い主ならばだれもがその道を通るものです。
病を得たとはいえ、愛犬(愛猫)は大切な家族。
悔いることなのない闘病をしたいものです。

ちょっとした考え方の変化で、闘病(あるいは看取り)は、苦しいだけのものから、やりがいのあるものに変わります。
その助けになるように、このコラムを書きました。

お役にたてば良いのですが。

[扉絵]ハナさん(飼い主:あいさん)
それは。まるで一生を駆け抜けるように

愛犬が重い病気を患った時、飼い主は孤独感と絶望感に満たされるものです。
獣医師から病気に告げられた瞬間に、床の底が抜けて、暗闇に落ちていくような感覚です。
さて、どうやって気持ちを立て直すのか?
踏みとどまらなければ――
愛犬のために。
そして――
あなたのために。

時間は優しく飼い主をつつむもの

時間は時に無情であるけれど、実は優しいものでもある。
愛犬との別れを意識したとき、残された時間を知ることは、とても大事だと思う。
出来ることをやりきるために――、後悔しないために――
そして何より――、”その時間”を楽しむために。
今は、いい思い出を作っている最中。

ひとりぼっちじゃないんだからね

愛犬の闘病は、孤独感を覚えがちです。
なぜそうかというと、相談する相手がいないからです。
同じ病気で、同じ症状の子は、周囲にはめったに見つかりません。
しかし同じ病気の子はいなくても、実は同じ悩みをもつ飼い主さんは多いのです。
決して孤独でないんですよ。

 血の涙に至る飼い主の思い

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闘病に向き合う飼い主たちの葛藤

初めて犬の闘病、命、看取りについて考えたのは、ほんの2年半ほど前です。
元気一杯で、病気の気配すらなかったうちの子が、急な病を得ました。
別れは、もう目の前にありました。そこで初めて考えました。
”血の涙”は、その闘病記で生まれた言葉でした。

飼い主が流すもの、それは幸せの血の涙

”血の涙”は、普通はとても大袈裟な言葉です。
しかし、愛犬の闘病に向き合う飼い主の心を、とてもよく表現しています。
もしかすると”血の涙”は、飼い主の心からドクドクと流れ出る血なのかもしれません。
しかし、その血は――
とても優しくて、暖かいのです。

● ● ●

血の涙ってどんな涙?

失って初めて気付くことって、沢山ありますね。
例えば、愛犬猫との暮らしがどんなに楽しかったかとか、
どんなに素晴らしかったかとか。

そして――
その気付きは、その楽しさ、素晴らしさの裏返しである、ペットロスとセットでもあります。

闘病と看取りの時を、どう考えてどう過ごすのか?
その大切さを、愛犬を失った今思います。

血の涙は、飼い主が愛犬猫のために流すものと、作者の樫村慧さんは語ります。
では、その血の涙は辛いものでしょうか?
辛いのだと考えれば、それは心の痛手になる。
辛くないのだと思えば、それは心の糧になる。

どちらも飼い主の真心。
どちらを取るかで、別れの印象が変わります。
そんなことを考える記事です。

 あとがき

血の涙に至る思い|執筆の思い出

筆者の愛犬ピーチーは、2半年前に劇症肝炎を発症し、死の一歩手前まで行きました。幸いにもこのときは死を免れたのですが、その闘病の際の飼い主の心境を、筆者は1本の記事にしました。
『病と闘う愛犬を前に、飼い主は血の涙を流す。あなたはその時、流せるでしょうか、血の涙を』
という長い題名の記事です。ありがたいことに、この記事は2年以上も大勢の方々に読んでいただきました。

残念ながらこの記事は、配信元DeNA社の事業撤退によってもう読むことはできません。本作『血の涙に至る思い』(前編、後編)は、上記の記事の主要なエッセンスを、WIthdog用にリライトしたものです。

――高栖匡躬 ――

作:高栖匡躬
解説:高栖匡躬 

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