Dog&Cat's Stories

犬の話、猫の話、犬と猫の話

【犬猫の人間年齢】犬と猫、人間だったら何歳だろう? Complete ~うちの子の年齢を換算してみよう~

f:id:masami_takasu:20181116143739g:plain

Review
カテゴリー:記事
作者:高栖 匡躬 

うちの犬って人間なら何歳?
犬の飼い主だったら、誰もが一度は考えてみる事です。

ドックイヤーは7年で、犬は1年で7歳歳をとるといいますが、詳しく老化を調べた結果を見ると、年の取り方は子犬から老犬まで均一ではなく、小型犬と大型犬でも違いがあるようです。

また犬の平均寿命も大きく変化しています。
今でこそ平均寿命は15歳に迫りますが、30年前は平均寿命は10歳、更にその10年前は5歳。我々が考える犬のライフサイクルは、日々更新されているのです。

では猫は?
猫は小型犬と同じライフサイクルと言われており、一般的に犬よりも長生きと言われていますが、そうなったのも最近になってから。
20年前の平均寿命は犬よりもずっと短い8歳なのです。

愛犬、愛猫の人間寿命を考えてみると、見え方が変わってきます。
恐らく飼い主が想像していた以上に高齢で、「もっと大切にしてあげなきゃ」と思うはずです。

どうか下記の表で、換算をしてみて下さい。

※[扉絵]マーチさん(飼い主:ててててさん)

 犬の人間年齢換算 

f:id:masami_takasu:20171101105407j:plain

うちの犬、人間なら何歳? |その1

犬を飼っていると、「この子は人間なら何歳なの?」と考えたことがあるはず。
シニア期にはいると、特にそんなことを思ったりします。
良く見かける簡易表は、随分と大雑把で実情とは少し違います。
小型犬、中型犬、大型犬、超大型犬で、平均寿命が違うからです。

うちの犬、人間なら何歳? |その2

今日ご紹介するのは、割と詳しい換算表と、恐らく最新と思われる換算方式。
僅か30年前には、犬の平均寿命は8歳未満。その数年前は3歳を切りました。
平均寿命とともに、換算方法も変わるものです。
しかし、知りたいですね。うちの子、何歳?

代表的な換算表

f:id:masami_takasu:20171101105437j:plain

日本式で汎用性の高いと思われるものが、この表です。

1歳以下の加齢を、月齢で細かく計算していることと、小型、中型、大型で、加齢の数字を調整してあるようです。

※残念ながらこの表の出典は、明らかではありません。

最も進んでいる(と思われる)換算方法

今、最も進んだ、犬の年齢の換算方法は、2013年に英国のBBCが発表したものだと思われます。この方式は従来のように、小型、中型、大型犬に分類するだけでなく、犬種別に年齢を割り出しています。

下記は記事中から抜き出した、犬種別の加齢表です。

【犬種別 年齢換算方法】

・0歳~2歳まで
 小型犬:1年×12.5歳
 中型犬:1年×10.5歳
 大型犬:1年×9歳

・3歳以降

 小型犬:
 ミニチュアダックスフンド:1年×4.32歳
 ボーダーテリア:1年×4.47歳
 ラサ・アプソ:1年×4.49歳
 シーズー:1年×4.78歳
 ウィペット・ミディアム:1年×5.30歳
 チワワ:1年×4.87歳
 ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア:1年×4.96歳
 ビーグル:1年×5.20歳
 ミニチュア・シュナウザー:1年×5.46歳
 コッカー・スパニエル:1年×5.55歳
 キャバリア・キングチャールズ・スパニエル:1年×5.77歳
 パグ:1年×5.95歳
 フレンチブルドッグ:1年×7.65歳

中型犬:

 スパニエル:1年×5.46歳
 ラブラドール・レトリバー:1年×5.74歳
 ゴールデンレトリーバー:1年×5.74歳
 スタッフォードシャー・ブル・テリア:1年×5.33歳
 ブルドッグ:1年×13.42歳

大型犬:

 ジャーマン・シェパード・ドッグ:1年×7.84歳
 ボクサー:1年×8.90歳

 シニア犬(老犬)専用の人間年齢換算 

f:id:masami_takasu:20171101110621j:plain

うちの犬、人間なら何歳?|シニア犬(老犬)用 

犬の年齢換算表の2回目
今回はシニア犬用。そして何と珍しく、超大型犬も別に分類されています。
換算方法が違うと、同じ歳でも、78歳だったり83歳だったり。
100歳を越えたら自慢したいかもしれませんが、出来れば若い方が良いですね。
今回の換算表は、超大型犬対応です。うちの子は、気持ちだけは超大型犬でした。

シニア犬(老犬)の換算表

f:id:masami_takasu:20171101105932j:plain

 Based on a chart developed by Dr. Fred L. Metzger, DVM, Dipl. ABVP, State College, PA

 猫の人間年齢換算 

f:id:masami_takasu:20180812155333j:plain

外猫に流れる時間は?

犬の人間年齢は、小型、中型、大型犬で違う。
猫は1サイズで、どの子も同じ。
と思っていたら、外猫(野良猫)は違うのだそうです。
3歳からは、早足で時間が流れていくんですね。
こうやって数字で見ると、外で生きる猫の過酷さがよく分かります。

これがその換算表です
f:id:masami_takasu:20180812155418j:plain
出典:QUIRK Books『the Cat owner's manual』

著作権への配慮から、図版を大きく引用するのは控えます。
この換算表を分かりやすく、チャートで整理してみたのが下記の表です。

f:id:masami_takasu:20180812160043j:plain

表をご覧になると分かりますが、家猫も外猫(野良猫)も、2年目までは同じように加齢していき、そこから先が家猫は毎年4歳、外猫は毎年8歳の人間年齢を重ねていくようです。 

あとがき(そういえば、子供の頃は)

筆者が子供の頃、犬は外飼いが常識で、ご飯も人間のご飯に味噌汁をかけたものが一般的でした。当然ながら、今よりもずっと短命な時代です。

筆者が小学生の頃までに、うちでは3匹の犬を飼いました。多頭飼いではなく、1匹ずつを代替わりしての3匹です。それぞれの子が何歳生きたのか覚えてはいませんが、3匹も飼ったということは、それぞれの子が2歳か長くても3歳で死んでしまったと言う事です。

当時はそれが当たり前とはいえ、随分と可哀そうな事をしたものです。
因みに寿命が延びたのは動物医療の進歩もありますが、最大の要因はドッグフードの普及です。

筆者が知っている公式なデータでは犬の平均年齢は、14.75歳だそうですが、15歳を越える犬は筆者の周囲に沢山いて、小型犬では20歳を迎えた子も少なくはありません。もしも今、統計を取れば、もっと平均年齢は上になっているかもしれません。

さて、ご紹介した年齢換算表ですが、どうでしょうか?
愛犬、愛猫は人間だと何歳でしたか?

我が家の愛犬ピーチーは、13歳までは元気溌剌で、いつまでも子犬のような気持ちでいたのですが、その時には既に78歳だったということです。
14歳と7か月で天国に行きましたが、その時の人間年齢は85歳。

生きていた頃に、老犬だと思って、もっと大切にしてやればよかったなあなどと、時々考えたりもします。

――高栖匡躬 ――

作:高栖匡躬
解説:高栖匡躬 

――老犬、老猫アルバム――

――同じ作者のまとめ読みです――

――Withdog『犬を飼うということ』は、犬と飼い主の絆を考えるサイトです――

f:id:masami_takasu:20180817100156g:plain

――Withcat『猫の話をしようか』は、猫と飼い主の絆を考えるサイトです――

f:id:masami_takasu:20180817101041g:plain