2018年6月3日~6月9日 一週間をまとめ読み
カテゴリー:一週間のまとめよみ
作者:オムニバス
先週一週間のWithdog、Withcat、Dog&Cat Storiesの配信記事をまとめています。
今回の扉絵は、ハリーさん(飼い主:ハリーママさん)です。
・この週は、2日配信をお休みしたので、記事は少な目です。
(開始)自己免疫不全のこと
(開始)チョコラッの闘病記
[主な内容]
・ハナちゃんの動物病院(猫)
など
6月5日(火)
その日がくるまで生きようず|まとめ読み②
脚本家・波多野都さんの愛猫、ソーニャの闘病記。
抗がん剤治療、1クール目の前半です。
闘病は誰もが未経験で、手探りの状態から始まりますね。
投薬のこと、薬の副作用のこと、食事のこと――
不安な毎日――
だけど、頑張ろうず!
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6月6日(水)
自己免疫不全のこと|その1
自己免疫不全って、ご存知ですか?
免疫不全と混同しがちですね。どちらも免疫機構の障害です。
(免疫不全)
免疫力が極端に落ちて、普通なら罹らないような、色々な病気を発症してしまうこと。
(自己免疫不全)
自分の免疫が、間違って自分を攻撃してしまうこと。
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自己免疫不全のこと|その2
自己免疫不全は、言葉は難しいのですが、割と一般的です。
例えば、アトピーなんかはそうです。
他にもリュウマチや、バサドウ病、膠原病などがあります。
自己免疫疾患と呼んだり、免疫介在性(病名)と呼んだりします。
免疫介在性貧血は、犬や猫でよく耳にする難病です。
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自己免疫不全のこと|その3
実は自己免疫不全は、何でもありで、何でも起きてしまいます。
病名の付いていない病気も沢山あります。
わが家の愛犬ピーチーは、次の病気になりました。
劇症肝炎、多発性関節炎、てんかん、難聴
もともと肌が弱かったのですが、それも自己免疫不全だったのでしょう。
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自己免疫不全のこと|その4
自己免疫不全の診断は、なかなかできません。
そのもの自体を確定できないのです。
病気の原因を探って、1つ1つ可能性を潰していって、最後に自己免疫不全が残るわけです。
なので、急性の重篤な病気になった場合は、その原因を探し当てるまでに亡くなってしまいます。
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自己免疫不全のこと|その5
わが家のピーチーは、劇症肝炎。
幸い自己免疫不全を探し当てて、間一髪で死の手前で戻ってきました。
探し当てたといっても、可能性が高いとみての一発勝負でした。
行なったのは、ステロイドの大量投与。
当れば治る。
しかし外れたら、それが命に止めを刺すというもの。
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自己免疫不全のこと|その6
事が過ぎて思ったのは「本当に何でもありなんだ」ということ。
免疫抑制剤のお蔭で、なんと! 関係ないはずの内耳炎も治って、耳が聞こえるようになりました。
さて、何が言いたいのかというと。
炎症系の急性疾患で亡くなる犬猫には、実は自己免疫不全は多いのではないか?
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自己免疫不全のこと|その7
医師の経験不足で最適な治療をせず、原因不明で亡くなる犬猫は多いのではないか?
ピーチーは今日にも死んでしまう重篤な状態から、わずか4日で歩いて退院しました。
医師は「原因不明」と言う前に、疑うことがあるのでは?
他の方の体験談を見て、思うことがあるのです。
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自己免疫不全のこと|その8
獣医師に想像力がなければ、最後の可能性に賭けるチャンスも無くすかもしれませんよね。
「先生、自己免疫不全の可能性はありませんか?」
患者側からのその一言で、もしかすると違う景色が見えるかも。
そんなことを考えながら書いた記事です。
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6月7日(木)
チョコラッの闘病記|その1
らぶプーさんの愛犬チョコラッの、『非再生性免疫介在性貧血』の闘病記。
今日から連載します。
この病気は、自己免疫不全で起きるもの。
だから、最初はそうだと分かりません。
なんとなく調子が悪い……
まずは病名が確定するまでのお話から。
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その日がくるまで生きようず|まとめ読み③
闘病って、最初は頑張れるんです。
何とかしてあげたい一心で――
でも、時間がたつと、飼い主に疲れが出てきます。
体だけでなく、心にも。
そこからが、闘病の本番。
あとで気が付くんです。
毎日が大切な日で、輝いていたことに。
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6月8日(金)
自己免疫不全のこと|2話
ピーチーは予断を許さない状況。
「深刻な状況です」
担当医の言葉を今も思い出します。
そのピーチーが、なぜ助かったか?
自己免疫不全に絞った治療に、賭けたからです。
なぜその選択ができたか?
そして、そもそもの診断が難しい理由を書きます。
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6月9日(土)
チョコラッの闘病記|2話
病名確定までの検査が続きます。
免疫介在性の貧血である可能性にも触れられますが、この時点では確率は低いと……
貧血には色々な理由が考えられるので、”免疫介在”に行きつくのに、時間がかかりますね。
それが分かるようなお話です。
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ハナちゃんの動物病院(猫)|14話
今日はひどい貧血のお話。
どれくらいひどいかというと、輸血が必要なほど。
輸血用の犬猫の話も、チラリと出てきます。
そういえば、動物病院の待合室で見たことがあります。
ボランティアで、定期的に供血に来ている犬猫。
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Withdog、Withcat より
【6月10日版】は、5月に約1ヶ月の間、都合により記事更新を控えめにしていたこともあり、3日、4日をお休みし、5日から再始動しました。
7記事の配信を行ないました。
――次回、週刊Withdog&Withcat 2018.6.17版――
――前回、週刊Withdog&Withcat――
――Withdog『犬を飼うということ』は、犬と飼い主の絆を考えるサイトです――
――Withcat『猫の話をしようか』は、猫と飼い主の絆を考えるサイトです――