犬派の僕が猫と暮らす理由(1話~5話):紫藤咲・セルフコメンタリー
~ひとつの命を拾うこと(前半)~
カテゴリー:エッセイ
作者:紫藤 咲
解説:紫藤 咲(セルフコメンタリー)
350g。ビール缶一本分と同じ重さの子猫を拾いました。
彼は生きることを諦めていました。そう、ぼくに出会うまでは――
彼が生きたいと思ってくれた瞬間がいつだったのかはわからない。でもね、彼は生き抜こうって決めてくれたんです。そう思ってくれる日々をつづった物語です。
今、生きることを諦めているすべての人に希望を託して、この物語を贈ります。
生きることは大変なことだけど、それでも生きるってすばらしいことだから――
――紫藤 咲――
ぼくがねこさんを拾った初日の、悪戦苦闘です。
第1話 物語はここからはじまった
第2話 人を当てにしてはいけません
第3話 考えて欲しい。ひとつの命を救うことって?
第4話 えぐってもらっちゃ困ります
第5話 ミルクも、排せつも、ご対面も難しすぎです
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ねこさん、拾いました|1話
~ひとつの命を拾うこと(1/10)~
平成29年6月16日、金曜日。
この日はぼくらにとって運命の一日だったね。
そうだよ、ライ。ぼくらの物語はこの日から始まったんだから。
ねえ。きみはぼくと出会って、今、しあわせかい?
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ねこさん、拾いました|2話
~ひとつの命を拾うこと(2/10)~
ねこさんを拾ってみたはいいけれど、問題続出でこりゃなんじゃ状態のぼく。
なんとか助けてくれよ、友人A!
え? うそでしょ? 助けてくれないの?
さて、この先どうなる⁉︎
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ねこさん、拾いました|3話
~ひとつの命を拾うこと(3/10)~
自分で飼う覚悟もなく子猫を拾ったぼく。
当てにしていた相手からはことごとくお断りされることに。
ひとつの命を拾うことの責任を
一緒に考えてみませんか?
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ねこさん、拾いました|4話
~ひとつの命を拾うこと(4/10)~
結膜炎で目がかゆくなるとこすっちゃうまではいい。
でも、中には自分の目をえぐっちゃう子もいるらしいって。
え?うそ?
子猫育て未経験のぼく。
またしても壁にぶち当たる?
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ねこさん、拾いました|5話
~ひとつの命を拾うこと(5/10)~
ねこさんを家に連れ帰ったはいいけれど、
問題は次から次に襲ってくる!
ミルクの塩梅は? 排泄ってどう手伝うの?
おいおいおいっ! こんなに大変だなんて
聞いてないってば!
命拾うって、そんな簡単なことじゃない!
どうすりゃいいの!?
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作者から一言
現在、ライは四階から飛び降りて入院中です。
幸い、命は助かりましたが、二度目の命の危機を乗り越えたところです。
二度の命の危機に直面した彼の、一度目の危機。それがどんなものであったのか、一緒に見守ってくださると嬉しいです。
命って重いです。抱きしめたその重みは命の重みなんですって!
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セルフコメンタリーとは
作者自身が、自作に対する解説コメントを記したまとめ読みです。
公式版と共にお読みください。
――ねこさん拾いました:紫藤咲セルフコメンタリー①・続く――
作:紫藤 咲
解説:紫藤 咲(セルフコメンタリー)
――1つの命を救うこと・まとめ読み(公式版)――
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