犬猫物語

Dog&Cat's Stories

【8月19日版】注目:自己免疫不全と免疫抑制剤、ラフと歩く日々[2018.8.19]

2018年8月12日~8月18日 一週間をまとめ読み
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Review
カテゴリー:一週間のまとめよみ
作者:オムニバス
先週一週間のWithdog、Withcat、Dog&Cat Storiesの配信記事をまとめています。
今回の扉絵は、ゆうすけさん(飼い主:ゆうすけパパさん)です。
[Topics]
・『虹の橋』考察が好評でした。
・犬の十戒考察が好評でした。
・『ラフと歩く日々』『ラフと歩いた日々』の過去記事をご紹介しました。
[主な内容]
・ハナちゃんの動物病院(犬)
・三毛ランジェロの保護日記:エッセイ編|まとめ読み
・自己免疫不全と免疫抑制剤(完結)
・ねこさん拾いました
・闘病記に関しての考え方
 など

 

8月12日(日)

ハナちゃんの動物病院(犬)|16話

以前掲載した、腫瘤(しゅりゅう)の凍結手術の続報です。
この療法は、低温ガスを使って腫瘤を壊死させるもの。
麻酔をしなくて良いので、全身麻酔のリスクがいりません。
ハナちゃんの腫瘤を治療したハナちゃんママ。
結果はどうかな?

三毛ランジェロの保護日記:エッセイ編まとめ読み①

保護活動家、三毛ランジェロ氏のエッセイ集です。
まずは、自身が引き取った『夕(ゆう)』の話。
余命宣告を受けながら、楽しく過ごした日々、そして別れ――
Withcatのオープニング記事でした。
その他2話、計6記事です。

● 

【老犬アルバム】No.25

今日ご紹介するのはタクトさんです。
動物看護師を目指すお姉さんに、犬と暮らす幸せを沢山残していったタクトさん。
一緒に歩いた時間はずっとずっと忘れないよ。
お空の上から、お姉さんを優しく見守っているね

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● 

8月13日(月)

免疫抑制剤のこと|後編

免疫抑制剤の血中濃度がようやく安定し、ステロイドの減薬も進みました。
その間は試行錯誤の繰り返しで、失敗もしました。
無力感や、絶望感を覚えることもありました。
不安な毎日でした。
しかし、闘病ってそんなもの。
気長に行こうね、皆さん!

ねこさん、拾いました|6話

朝を迎えると、なんとねこさんの左目が、目ヤニでくっついている。
目薬がさせない……
――なんで? どうしてこうなるの?
食事のこと、排せつのこと、
どれもまだ不慣れなのに――
次々とぼくに襲いかかる難題。
猫初心者の闘いは、始まったばかり。

8月14日(火)

【過去記事】ラフと歩く日々|第1話

ホームセンターで売れ残っていた、ゴールデン・レトリバー
ラフと名付けられたその子と、その子を飼う事になった一家の、
絆を描いた実話です。
作者の樫村慧さんがある日帰宅すると、なんとそこには――

【過去記事】ラフと歩く日々|第2話

愛犬とのつきあいは、家族や友人の思い出ともつながっている。
愛犬との良い思い出は、家族との良い思い出に重なる。
きっと、犬を愛することは、家族を愛することになるんじゃないかな?

 【過去記事】ラフと歩く日々|第3話

どこが痛いの? 何が食べたいの?
言ってくれたら、どんなに楽だろうか――
しかし、それが愛犬の闘病だ。
介護の行き詰まりは、飼い主の愛情の裏返し。
愛情が自分を苦しめる。
でもね――
きっとその先には、強い信頼が生まれるんだよ。

【過去記事】ラフと歩く日々|第4話

『安楽死』を意識しながらの日々。
犬の闘病は、わからないことばかり。
ベストを尽くすという言葉はあるが、
ベストとは何か? ベターとは何か? 自問の日々が続く。
飼い主はきっと誰もが、迷いながら愛犬と向き合っているんだよ。

ラフと歩く日々|補足と追記

樫村さんが作品に書いてくれた「お風呂が嫌いな子」は、うちのピーチーです。
ピーチーはお風呂嫌いで、ウニ好きでした。
記事内で触れていただいた、ピーチーとの別れの回はこちらです。

【Withdogの思い出】ラフと歩く日々によせて

『ラフと歩く日々』は、昨年の11月11日、ワンワンワンワンの日に、Withdogのオープニングで配信しました。
この作品には、大勢の方々からものすごい反響をもらうことができて、作者の樫村さん共々、本当に驚きました。Withdogは良い船出をしたものです。

サイトを始める前のことです。
Withdogをどういうサイトにしようかと考えました。
「そうだ、読み物のサイトにしよう」
と思いました。
どんなものでも読み物として、気楽に読めるような記事にして配信をしようと。

――こうしてWithdogは、愛犬ブログや、情報ページでなく、一風変わった読み物サイトになりました。

配信が始まると、まずは自分で犬を飼って感じたことをエッセイやコラムとして書いて行きました。
――愛犬が病気になったときのこと。
――介護が必要になったこと。
――看取ったこと。
――そして、それからのこと。

これらはどれも、重く書かれがちですよね。
振り返ると、どれも大切な思い出なのに――
だから、良い記憶として書くことにしました。

Withdogでは、犬との別れをよく扱います。
実を言うとそては、とても扱いにくい題材です。
単発の感動物語ならば良いのですが、本来ならば1つのサイトで、何度も扱う種のものではないと思っているのです。
しかし、何故それを行なっているのかと言うと、分かって欲しいからです。
闘病も介護も別れも、そんなに悪いものじゃないということを。
別れは、大切な思い出の一部なんだと思うのです。

このお話は、いつかきちんとまとめますね。

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● 

8月15日(水)

【過去記事】ラフと歩いた日々|第1話

『ラフと歩く日々』の続編です。
愛犬を看取る家族。
ペットと暮らす者なら誰もが通る道だけれど、少しずつ違う道。
色々な選択肢があって、正解は一つではない。
わが家なりの送り方って何?
いったい家族は、どんな道を歩いたのか?

【過去記事】ラフと歩いた日々|第2話

闘病の末期になると。飼い主は味の濃い人間の食べ物を与えます。
「何でも良いから食べて欲しい」
はじめてのごちそうに、犬の顔はパッと輝きます。
それがまた切なくて――
覚えておいてね。
それはね、飼い主の愛情の味なんだよ。

【過去記事】ラフと歩いた日々|第3話

ラフを突如痙攣が襲う。
「うん、うん、ごめんね、苦しいよね、ごめん」
涙が止まらない。
命って何だろう? 飼い主って何だろう?
一緒に生きるって、どういうことなんだろう?

そんなことを考えたくなる話。
皆さんだったら?

ラフと歩いた日々|追記 『君を送る日の十戒』のこと

最後に美味しいものをあげるのは、もう治らないと認めるようなところもあって、結構な決断というか、踏ん切りがいりますよね。
飲ませている薬をやめる時もそうでした。
でも、どこかのタイミングで、残りの命を少しでも楽しくしてやろうと思うんです。
諦めでなく、愛情で葛藤を乗り越えるんですね。
この時の思いを書いたのが、『君を送る日の十戒』です。

 ラフと歩いた日々|追記 その2 『ラフと歩く日々』のこと

『ラフと歩く日々』は『ラフと歩いた日々』の前作となる、樫村慧さんの手記。
Withdogのオープニングタイトルでした。
ホームセンターで売れ残っていた、雄のゴールデン・レトリーバー。
ラフと名付けられたその犬と、家族の絆を描いています。

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 ラフと歩いた日々|追記 その3 ラフ3部作のこと

樫村さんのラフのお話は3部作です。
『ラフと歩く日々』
『ラフと歩いた日々』
もう1作は完成していますが、まだ未発表です。
なぜ未発表かというと、特に理由はありません。
機が熟した頃に。
――多分、もうすぐ。

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【Withcatの思い出】

Withdogと同じ日に始めたのが、Withcatでした。
元々、犬派なのになぜ猫のサイトも始めたのか?――
協力者がいました。
保護活動家の三毛ランジェロ氏です。
もう30年のお付き合い。氏が保護活動を始めるずっと前からの。

だからWithcatのオープニング記事は、三毛ランジェロ作のエッセイでした。
そして今や、犬猫派――

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【過去記事】我が家の夕のお話|前編

Withcatのオープニング記事です。
保護活動家三毛ランジェロ氏の愛猫、夕のお話。
余命宣告を受けながらも、家族と楽しく過ごした日々が綴られています。
夕の心配をしながらも平穏な毎日。
それは、ずっと続いていくのでしょうか?

余命宣告を受ていた夕。
家族の平穏な日々は、そう長くは続きませんでした。
刻々と容態の変わっていく夕。
そのとき家族は……

 

我が家の夕のお話|追記

三毛ランジェロ氏が、保護活動を始めるきっかけになった猫がいます。
それが偶然に保護した”朝”
何事にも、始まりがありますね。
朝は19歳まで長生きをしました。
夕は朝のように長生きして欲しいと、名付けられたのです。
朝は、下記の老猫アルバムNo.5に登場します。

● 

【老猫アルバム】No.5

今回ご紹介するのは朝さんです
彼女の名前の由来はなんと
源頼朝👀‼
優しい家族に保護され
穏やかな時間を過ごしました
みんな元気❓😸あたちは元気よ💗
でもお兄ちゃんのジャージが
ちょっと恋しいわ💗

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8月16日(木)

『虹の橋』考察

『虹の橋』は良く知られていますが、『虹の橋の詩』は意外に読まれていないように思います。
何故なら『虹の橋』の言葉を、間違えて使っているケースをよく見掛けるからです。
『虹の橋』は真意を理解した方がより深いです。
特に、誰かに声を掛ける時には――

(追記)
お盆なので、虹の橋の記事を書きました。
虹の橋は、良い詩ですね。

虹の橋は、良い詩ですねよね。
だからこそ、正しく知って欲しいなと思いました。

妙な話ですが、良いからこそ、
うちの子は、虹の橋で待つタイプでないなあとも思いました。

さて、どうしているかな?
先に天国にいったか?
それとも虹の橋で待っているか?
確かめに行くのが、実は今から楽しみなんです。

【過去記事】闘病記について|その1

Withdog、Withcatは『読み物』のサイトです。
だから闘病記を掲載するのは、大きな挑戦でした。
なぜかというと、本来は闘病記は読み物ではありません。
自分の身に迫らないと、闘病記は見知らぬ誰かが書いた、ただの退屈な雑文です。

【過去記事】闘病記について|その2

しかし闘病記は、愛犬家、愛猫家にとってとても大事な情報と思っていました。
だから、どうしても配信をしたいと思いました。
最初はなるべく『読み物』になるように、愛犬ピーチーの胆管閉塞の記録を、
コラムのように書きました。

【過去記事】闘病記について|その3

愛犬ピーチーの胆管閉塞の次は、本格的に闘病記を連載しました。
これもやはりピーチーの、劇症肝炎の記事です。
『読み物』と思ってもらえるように、わかりやすく書いたつもりです。
文章も構成も工夫しました。
皆さんは、どう感じられたでしょうか?

【過去記事】闘病記について|その4

やがて段々と、賛同してくださる仲間が、増えました。
そしてピーチー以外で、ご提供いただいた闘病記の掲載が始まりました。
もちろんその連載でも、文章や構成にも気を使いました。
何しろWithdogaは、『読み物』サイトだという自負がありますから。

【過去記事】闘病記について|その5

やがて脚本家の波多野都さんが、闘病記を提供してくださいました。
プロが書いた文章。闘病記なのに面白いです。
文章はあまり触らないようにしようと思いました。
しかし、構成には気を使いました。
波多野さんは、我々と同じ思いで闘病記を書いたそうです。
それは、過去に闘病記を残してくれた見知らぬだれかへの感謝です。
それが、この記事に書いてあります。

【過去記事】闘病記について|その6

仲間は増え続けました。
今は、『ボスの闘病記』を連載中です。
本作は闘病記であるとともに、看取りの記録でもあります。
泣き虫のかあちゃんが、しっかりと思いを綴ってあって、
多分――、いや――
間違いなく読むと泣くので、ご注意を。
次回は、最終回の1つ前です。

【老犬アルバム】No.26

今日のご紹介は18歳のパズーさんです。
優しい穏やかなお顔、ちょっと眠くなっちゃったのかな…
これからは、てんかんのお薬を飲むことになったけれど、ママさんに守られながら、楽しくまったりやっていこうね。

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8月17日(金)

チョコラッの闘病記|18話

チョコラッ入院――
貧血の症状が酷くなってきました。

犬の治療に、人間の薬を使う場合があります。
他に方法がないと見切りで使うしかないのです。
人間では当たり前でも、犬にとっては先端医療。
今では当たり前のウルソも、かつてはそうでした。

ボスの旅だち|9/10

深夜に起きたボスが、いつもと違う仕草を――
かあちゃんの顔を見つめて、必死に母ちゃんの手にスリスリーー
「ボスどうしたの?」
そう問い掛ける、かあちゃん。
しかし、かあちゃんには分かっていました。
それがボスの、最後の挨拶なんだなとーー

【老犬アルバム】No.27

今日はゴンパチさんをご紹介します。
青果店の看板犬を引退して、奥さんに支えてもらいながら毎日を過ごすゴンパチさん。
「ゆるめにやってますよぉ」
ゴンパチさんの「ゆるめに」という言葉が、私は好きだなぁ…

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8月18日(土)

『犬の十戒』考察

『犬の十戒』はご存知でしょうか?
好きだという方――
 原典を読まれたことがありますか?
嫌いだという方――
 原典が生まれた経緯をご存知すか?

好きなのに、原典を知らないのはもったいない。
真意を察せず嫌うのも、もったいない。
そんな考察です。

(追記)
『虹の橋』に続いて、『犬の十戒』について考えました。
実は『犬の十戒』は、好きではなかったのです。
――最近までは。
今は違います。
どうして以前は嫌いだったか? なぜ今は嫌いでなくなったか?
その理由など――
長いので、2話の連載です。

次回は、原典の方の「犬の十戒」について触れようと思います。
実は私は原典の方には、違和感を感じていました。
今はそうではないのですけどね。
その理由などを書くつもりです。
もしかすると、意外に思われるかもしれません。

その日がくるまで生きようず|まとめ読み④

ソーニャの闘病は第2クールに。
飼い主ならば誰でも、奇跡を願う。
しかし、現実は無情。
厳しい検査結果があり、身を切られるような選択がある。
飼主は愛猫から学び、本当の飼主に変わっていきますね。
闘病は心の旅のようです。

 【老犬アルバム】No.28

今日ご紹介するのは12歳の大ちゃんです。
うだるような暑い日、大ちゃんが小川で遊ぶ姿を見て、涼ませてもらったなぁ。
一緒に小川に入りたくなったよ。
ママさんと猫ちゃんと穏やかな毎日を過ごしていってね。

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【老猫アルバム】No.6

今回ご紹介するのはピッピちゃん
🐶と一緒に暮らしています
ピッピちゃんのテリトリーは2階と
お庭💗大好きな場所はママの
お膝の上😸💗
寝るときもいっしょにゃ💗
とびっきりの甘にゃにゃよ
ママ大好き💗

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Withdog、Withcat より 

今週は26記事と、6枚の老犬・老猫カードを配信しました。

――次回、週刊Withdog&Withcat 2018.8.26版――

――前回、週刊Withdog&Withcat 2018.8.12版――

 

――Withdog『犬を飼うということ』は、犬と飼い主の絆を考えるサイトです――

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――Withcat『猫の話をしようか』は、猫と飼い主の絆を考えるサイトです――

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