犬猫物語

Dog&Cat's Stories

【3月11日版】注目:猫の多頭飼い、食べムラと食欲不振[2018.3.11]

2018年3月4日~3月10日 一週間をまとめ読み
f:id:masami_takasu:20181024174918g:plain

Review
カテゴリー:一週間のまとめよみ
作者:オムニバス
先週一週間のWithdog、Withcat、Dog&Cat Storiesの配信記事をまとめています。
今回の扉絵は、ちょびさん(飼い主:Chobiさん)です。
 
[Topics]
・ルイの闘病記
・ハナちゃんの動物病院(犬、猫)
(話題)食べムラと食欲不振
・その日がくるまで生きようず!
・多頭飼いの幸せ
(話題)食べムラと躾
(話題)粗食のススメ
 など

 

3月4日(日)

ルイの闘病記|最終話

まあさんと、愛犬ルイの別れの時が来ます。
「ルイ!ルイ!」
私はルイを抱き上げ、何度も呼びかけました。
「嫌だ!」

別れの話はいつも切ないですね。
しかし、闘病記で語られる別れにはどれも、飼い主が悲しみを乗り越えていく予感があります。
きっと、まあさんも――

ハナちゃんの動物病院(猫)|3話

皆さんは、肉球は好きですか?
――聞くまでもありませんね。きっと皆さん大好きでしょう。
今日取り上げるのは何と、愛すべき肉球の病気です。
【プラズマ細胞性肢端皮膚炎】
やっかいなことに、原因不明だそうです。
肉球を、守らなければ!

● 

3月5日(月)

今食べているフードが、愛犬の将来を決めるかも|1話

食べムラ対策の記事には、不満を感じる。
なぜ食べさせるのか? 理由が書かれていない。
そして、時間の視点が欠けている。
今、食べるものは、将来を作るのかもしれないよ。
なぜそれを書かない?
うちの子を看取って実感したこと。

 

● 

その日がくるまで生きようず!10話

注射が嫌で、暴れる猫さん。
写真でも、毛が逆立っているのがよく分かります。
嫌なんだね~

抗癌剤治療――
深刻な状況を、作者は淡々と(冷静に)観察します。
新しい経験は、深刻に捉えてばかりでは身が持たないよね。
頑張ろうず!

3月6日(火)

ハナちゃんの動物病院(犬)|6話

今日は去勢手術がテーマです。
避妊手術同様に、賛否両論ありますね。
賛成の方は、性ホルモン系の病気予防になるし、やるなら病気になる前にだと――
うちは女の子。
避妊手術は7歳を過ぎ、子供を諦めてからだった。
やはり、判断は飼い主次第。

● 

多頭飼いの幸せ|前編

ぬくぬくの季節に、作者の家には3匹目の猫がやってきます。
はじめは相性を案ずるものの、幸い杞憂に――

――しかし、――多頭飼いには憧れる。
うちではいつか、多頭飼いをすることはあるのだろうか?
前は、犬+犬を想ったが、
今はどうかーー
犬+猫かな

(追記)
動物の世界って、人間には見えないルールがありますね。先住猫や先住犬を尊重するみたいなこと、どこで覚えるんでしょうね。

 

3月7日(水)

ルイの闘病記|あとがき

16話続いた『ルイの闘病記』のあとがきです。
作者のまあさんは、自身の経験をもとに、闘病に大切なのはタイミングと選択肢だと語ります。
動物は口がきけないから、飼い主に全てが委ねられますね。
まあさんは、しっかり闘ったと思うなあ。

 

● 

その日がくるまで生きようず!11話

今日はご飯をたべさせる苦労の話。
闘病中のごはんは大変ですね。
健康な時と違い、食欲は落ちる。
しかし、バイタルを維持しないと闘病に耐えられない。
「食べてくれー、猫さんよー」
分かる分かる。うちもそうだったよー
頑張ろうず!

● 

二次診療とセカンドオピニオン|その1

『ルイの闘病記』で、作者のまあさんが示されたのは、
「闘病に大切なのは、タイミングと選択肢」ということ。
まさにその通りだと思います。
闘うのは愛犬。飼い主が愛犬にしてやれることは、ごく僅か。
選択肢を増やすことと、決断をしてやることだけです

二次診療とセカンドオピニオン|その2

選択肢を増やすことは、そう難しいことではありません。
主治医以外の医師に意見を聞く、セカンドオピニオンです。
そのセカンドオピニオンにはコツがあります。
街の動物病院を幾つ渡り歩いても、大きな成果はないでしょう。
スキルに、大きな差がないからです。

 

二次診療とセカンドオピニオン|その3

セカンドオピニオンを受けるならば、大学病院や高度医療センターのような、全く違うスキルと設備をもった病院が良いでしょう。
主治医を離れて転院するのではなく、二次診療を受けるのです。
二次診療は今の主治医と連携し、高度医療を受けるという考え方です。

二次診療とセカンドオピニオン|その4

動物医療は、速いスピードで進化しています。
なぜなら、全く新しく治療法を編み出すのではなく、人間で実績のある治療法を、動物に適用するだけで良い場合がたくさんあるのです。
昨日治らなかった病気が、今日は治るかもしれません。
だから選択肢が必要です。

二次診療とセカンドオピニオン|その5

動物の高度医療を、そう大袈裟に考える必要はありません。
人間の治療が、動物にも可能になったということです。
今、多くの子が当たり前のように飲んでいる、強肝剤のウルソも、かつては高度医療でした。
わが家のピーチーは、これを新薬の治験で飲んだのです。

これからの動物医療で、人間と同様に再生医療も使われていくことになるでしょう。
新しい医療技術ですが、私の友人の愛犬も、それで救われました。
有効な手段の中でも新しいものは、飼い主が積極的に探しに行かないとなかなか見つかりませんね。

二次診療とセカンドオピニオン|その6

重病の場合は、選択肢を増やすことは、奇跡が起きる可能性をゼロから0.1%に上げる程度のことかもしれません。
しかし、ゼロではなくなります。
0.1%から1%でも10倍の確率です。
そんなことを、以前に書いたのがこの記事です。

二次診療とセカンドオピニオン|その7

愛犬の闘病で、必死に選択肢を増やそうとした実例は、この記事に書きました。
どうかお役に立ちますように。

二次診療とセカンドオピニオン|補足1

二次診療のこととか、教えてくれない獣医さんは多いです。
嫌な話ですが、自分の患者(特に重病)を手放すことになりますからね。
逆に、二次診療の話を持ち掛けて、快く紹介状を書くのが良い獣医さんです。あ、これ、書くのを忘れてました。

二次診療とセカンドオピニオン|補足2

何でも高度医療、先端医療に頼ればいいというわけではありません。
いつもの獣医さんも大事ですね。

一番最後に看取ってくれるのは、いつもの獣医さんの方が幸せだと思います。信頼出来る主治医と二次診療が一番の組合せと思います。これは別の記事にて。

愛犬の闘病に大切なのは、タイミングと選択肢

『ルイの闘病記』のあとがきについて
二次診療とセカンドオピニオンを念頭に読んでいただくと、闘病の中に、にまた違う景色が見えて来るかもしれません。

f:id:masami_takasu:20181026120547g:plain

↓ もう一度、記事はこちらに

 

3月8日(木)

今食べているフードが、愛犬の将来を決めるかも|2話

美味しいものをたべさせてやりたい。喜ばせてやりたい。
飼い主ならそう思いますね。
では、それはいつ?
今? 将来?
病気でも、食事の時間を楽しみにさせたい。
介護になっても、食べる喜びを感じさせたい。
そのために今できること。

多頭飼いの幸せ|後編

ぬくぬくの季節を、謳歌する作者。
ますます、多頭飼いがうらやましくなる話――

――以前に知人から聞かされた話。
愛犬に子供を産ませた。6匹生まれた。
引受先は決まっていて、引き渡すまでの2か月に満たない7匹飼い。
夢のような時間だった――と

3月のWithdog-1

Withdogでは3月に、2つの記事を企画しています。
1つ目は、東日本大震災の起きた、3月11日に合わせたもの。
Withdogのライター奥村來未さんは、311で被災した経験者。
犬を連れて被災する事の意味。
極限の中で、犬を守るということ。
自分ならどうする?
そんなことを考える記事です。

f:id:masami_takasu:20181026122851j:plain

3月のWithdog-2

2つ目の企画は、我が愛犬ピーチーの看取りの記録です。
ピーチーは2年前の3月29日に天国へ。
そのカウントダウンは、3月15日の小さな兆候から始まりました。
当時のブログから、同じ日付で経過を辿ります。
闘病も、介護も、看取りも、そう悪くないと思っていただけるはずです。
f:id:masami_takasu:20181026122542g:plain

3月のWithdog-2 - 追記1

「またね」は、最後の闘病の一つ前の闘病で、もうお別れを覚悟した時に閃いた言葉です。
それから、いつか本当のお別れには、そう言ってやるつもりでした。
うちは「ありがとう」「さようなら」「またね」で送りましたよ。

3月のWithdog-2 - 追記2

自分ではやりきった感で、思い残すことはなかったですねえ。
もう一回やるか? って神様が聞いてくれたら、「やる」って言います、きっと。
愛犬が満足なら飼い主も満足。飼い主が満足なら、愛犬も満足。
そう思うんですよ。

そんなような連載記事です。

3月9日(金)

ハナちゃんの動物病院(犬)|7話

今日は腸内寄生虫がテーマ。
腸内に不必要なものが棲みつくので、色んなことがおきます。
分かりやすいのは、折角摂取した栄養分を奪われること。
当然、体調も悪くなります。
回虫などは、腸以外の臓器にも侵入していきます。
恐いですね。

その日がくるまで生きようず!12話

闘病とご飯の悩みは、もうセットみたいなものですね。
当たり前にたべていたご飯が、食べられなくなる。

食べたら褒めてあげる――
そうそう、それがはじまりますね。うちもそうだった。
悩んでも仕方ないし、楽しまなきゃね。
頑張ろうず!

 

311 あの日まで|あと2日

東日本大震災の日までもうすぐ。
皆さんは、あの日どうしていたでしょう?
筆者は神田・神保町のオフィスにいました。
古いビルが大きく揺れて、倒壊するかと思いました。
――わが家には奥さんとピーチーがいました。
ピーチーは揺れ始める前に、大きく「ワン」と吠えたそうです。

f:id:masami_takasu:20181026121256g:plain

糖尿病の猫さんと暮らすために|まとめ読み

『多頭飼いの幸せ』のpaniciaさん執筆による、
愛猫のシアンちゃの、闘病記です。
闘病を機に、愛猫、愛犬との関係を見直すことになる飼い主さんは多いです。
作者もその一人。
闘病って、悪い事ばかりではないですね。

(追記)
定期的に注射を打っている犬猫の中には、飼い主に注射の時間を教えに来る子もいるのだそうです。注射痛いのに。
きっと飼い主の気持ちを、察してくれているように思います。
動物って、信頼関係ができると、そんなところありますよね。

3月10日(土)

今食べているフードが、愛犬の将来を決めるかも|3話

食べムラを防ぎ、闘病、介護の食事を楽しいままにするには、【粗食】が大切。
――警察犬の学校で学んだ、大切なことです。
”食べれば良い”というものではない。
そして”食”は、犬の一生を通して設計するもの。
最期まで楽しく過ごすために。

ハナちゃんの動物病院(猫)|4話

動物病院に突然の電話!
エンジンルームに潜り込んだ猫の診察依頼!
電話の声は、
「なんとか生きている」と――
――これは重傷!
人工呼吸と、手術の準備。
重度の火傷の処置、点滴などの準備。
やってきた、猫は!!
――猫バンバンのススメ――

311 あの日まで|あと1日

明日は、東日本大震災の日。
私は当日家に帰れず、オフィスで一夜を過ごしました。
被害の報道に息を飲む毎日。
「そういえば、被災地の犬たちは?」
考える余裕ができたのは、2、3日たってから――
そして――、奥村來未さんはそこにいました。
その時、現場で何が起きていたのか? 

f:id:masami_takasu:20181026121101g:plain

Withdog、Withcat より 

【3月11日版】この週は17記事を配信およびご紹介しました。

――次回、週刊Withdog&Withcat 2018.3.18版――

――前回、週刊Withdog&Withcat 2018.3.4版――

 

 

――Withdog『犬を飼うということ』は、犬と飼い主の絆を考えるサイトです――

f:id:masami_takasu:20180817100156g:plain

――Withcat『猫の話をしようか』は、猫と飼い主の絆を考えるサイトです――

f:id:masami_takasu:20180817101041g:plain